当院でできる検査(検査機器一覧)
採血
末梢血一般、CRPをはじめ、血糖・HbA1C、肝機能(GOT・GPT・γGTP)、脂質代謝(総コレステロール・HDLコレステロール・LDLコレステロール・中性脂肪)、腎機能(尿素窒素・クレアチニン)、電解質、尿酸値などを院内で検査しています。
約10分前後で結果が出ますので、後日来院すること無く、適切な治療をその日の内に行うことが可能です。
腫瘍マーカーや特殊検査は検査会社へ外注しますので7日間ほどお時間を頂く場合がありますのでご了承ください。
ワーファリン内服中の患者さんはPTINR測定が必要です。測定値を見ながら投薬量をコントロールしますが、当院では当日に検査結果が出るので安心です。
血液ガス分析
慢性呼吸不全の患者さんは酸素の吸いすぎなどで体内に二酸化炭素が貯留しがちです。手の橈骨動脈(場合によっては鼠径部の大腿動脈)から採血し、血液中の二酸化炭素濃度を測定し呼吸状態を判定します。
検尿
尿の糖、潜血、蛋白、白血球数などが測定できます。
尿糖が高い場合には糖尿病、潜血や蛋白が認められる場合には腎臓病、白血球数が高い場合には膀胱炎などが考えられます。
レントゲン
デジタルレントゲンを採用しています。現像までの時間が短く、直ぐに結果がわかります。
CTスキャン(頭部・胸部・腹部等)
画像撮影はもとより、解析ソフトにより肺気腫の程度や内臓脂肪量も測定できます。撮影した画像は診察室の高精細モニターで確認できます。画像を見ながら患者さんと一緒に治療方法について検討できます。
心電計
胸がドキドキする、胸が痛いなどの場合に検査する器械です。不整脈や狭心症の診断ができます。電子カルテと連動しているので速やかに結果が出ます。
呼吸機能検査
労作時に息が苦しいなどの症状があるときに検査します。肺活量や1秒量(1秒間に出せる息の量)を測定することにより肺の状態を判断します。COPDや喘息の診断に有用です。
呼気一酸化窒素(NO)濃度測定
アレルギー性(好酸球性)の炎症が気道で発生すると、その炎症によって気道の上皮細胞内に誘導型NO合成酵素が発現し、NO産生が増加します。呼気中のNOを測定することによって気道のアレルギー性炎症の有無、つまり喘息の有無が確認できます。
測定方法は、簡単です。息を十分吐いた後に装置に取り付けたフィルターをくわえて6~10秒間、息を吐きます。
骨密度測定
手のレントゲンを撮影するだけで骨塩を測定できます。データ解析によって骨年齢を算出します。骨密度の低い方はビタミンDなどの投与によって骨粗鬆症を予防・治療致します。
超音波エコー検査
脂肪肝や胆石(胆嚢に石ができる病気)、水腎症(腎臓に尿が溜まる病気)、膀胱癌などを検査できる器械です。放射線を使わないので被曝しません。身体に優しい検査です。
感染症迅速検査
咽頭(のど)や鼻腔(はな)から検体を採取し、インフルエンザ、溶連菌、アデノウィルス、マイコプラズマの検査ができます。